アース美幌通信 Vol.14

  • 2018年2月 3日(土)
2月
まだまだ寒いですが、もうすぐ春ですね♪

地方によっては記録的な積雪とニュースで言われているほど、まだまだ寒い日が続いておりますが、ワンちゃん・ネコちゃん含め、ご家族の皆様はお体を崩されておりませんか?お風邪などひかれないようお気を付けください。

この時期、気を付けておきたい腎臓のこと

「大切」という意味の「肝腎」という言葉に使われるほど、腎臓は、体のなかで大切な役割をしています。腎臓は、血液中の老廃物を除去するために尿をつくり、体内の水分調節をするという働きをしています。腎臓の調子が悪くなると、血液中の老廃物が蓄積される事により、様々な病気を発症します。特に、気を付けないといけないことは、一度障害を受けた箇所は元には戻りません。現在、決定的な治療法がないため、早期発見による食事管理と治療により、腎臓の働きを助け、病気の進行を遅らせる必要が出てきます。


代表的な腎臓の病気
代表的な腎臓の病気
代表的な腎臓の病気
尿石症
尿石症とは、尿管、膀胱・尿道に石が存在する事により、血尿や膀胱炎の原因となる病気です。 石が出来るのは遺伝的な体質による影響もございますが、尿路感染や水・フードの成分による原因もあります。 特に、寒い時期の猫は注意が必要です。 猫は元々砂漠に住んでいた動物なので、尿を濃縮して排泄するようにできています。 そのため、犬に比べてこの病気が多く、水をあまり飲まなくなる寒い時期は、特に濃縮されやすく石ができやすい状況になります。
慢性腎臓病(尿毒症)
慢性腎臓病とは、感染や炎症によりダメージを受けた腎臓の機能が低下し、本来排出されるはずの老廃物が、血液に再吸収されて、全身に回ってしまう病気です。 特に犬の場合は、慢性腎臓病になっても症状が現れにくく、気が付いた時には深刻な状態という事もあります。


ワンニャン♪クッキング
ミネストローネパスタ
ミネストローネパスタ

<材料>

  • スパゲティ20グラム
  • じゃがいも 1/6個
  • にんじん 2cm
  • トマト 1/2個
  • さやいんげん 2本
  • オリーブオイル 小さじ1/2
  • 水 300cc

<手順>

  1. トマト以外の野菜を細かく刻み、オリーブオイルで炒めます。
  2. 水を加えて沸騰させ、短くしたスパゲティを加えます。
  3. すりおろしたトマトを加え弱火で煮込み完成です。
鶏レバーのハンバーグ
鶏レバーのハンバーグ

<材料>

  • 鶏ひき肉 100グラム
  • 鶏レバー  30グラム
  • 大豆    10グラム
  • 卵     1/2個
  • パン粉   1/4カップ
  • ひじき    2グラム
  • 大豆油    適量

<手順>

  1. ひじきは水で戻し、レバーは茹でる。
  2. 1と大豆を合わせてフードプロセッサーにかけてペースト状にする。
  3. 2にひき肉、卵、パン粉を入れて再びフードプロセッサーにかけて、こねる。
  4. 食べやすい大きさにわけて、形を整え、大豆油でこんがりと焼く。

冬に気をつけてほしい運動器疾患   (前十字靭帯断裂について)

今年はイヌ年。いつも以上にワンちゃん達の話題が多くなるかもしれません。一方で、昨年の12月22日の日本ペットフード協会の発表によりますとネコの飼育頭数がイヌを上まったそうです。双方とも減少傾向にでしたが、イヌの減少率が高いために逆転したのです。 イヌが人にもたらしてくれる恩恵はたくさんあります。そんなワンちゃんが健康に過ごせるように、今年も皆様の為になるお話を届けたいと思います。

冬になりますと、人も含め体を動かすことが億劫になります。そして運動不足を解消するために、充分に体が温まらないまま運動やジャレあったりしてしまいませんか?12月にもさわりだけ書きましたが、前十字靭帯断裂のことをお伝えします。なぜかこの冬は例年になく前十字靭帯を損傷または断裂してくるワンちゃん達がとても多いためです。

前十字靭帯は、後十字靭帯とともに膝の中にある靭帯で、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)を結んでいる靭帯で、加齢により靭帯が弱くなったり、肥満により負担がかかったり、小型犬で膝蓋骨脱臼や骨の変形がある場合でも靭帯に負担がかかりやすくなります。そして膝に急激な外力(急なジャンプやダッシュ、急なターンなど)が加わることで前十字靱帯断裂が起こるのです。

症状は痛みのために脚を着かなかったり、着いても体重を支えきれないので、脚がくだけるような歩き方をします。関節内の障害が慢性化すると、関節炎も発症しますし、筋肉の萎縮も始まります。できるだけ早く診断することが大切になります。治療はワンちゃんの症状や靱帯の状態、体重、運動量、飼い主さんの希望などによっても異なりますが、一般的には、内科的治療と外科的治療があります。

●内科的治療

鎮痛剤の投与やレーザー療法などによる痛みの管理、運動制限、肥満を防ぐための体重管理などを行います。内科的治療で症状が緩和され、良好な生活を送れるケースもありますが、症状が重度な場合は内科的治療だけだと半月板を痛める場合もありますので外科的治療を行います。

●外科的治療

前十字靭帯断裂の手術方法にはさまざまな方法があり、筋膜を用いて靱帯を再建する方法、他の靭帯や人工靭帯で前十字靭帯を代用する方法や、骨を関節が安定する形に切除固定する方法などがあります。適応時期や手術方法は個別な対応が必要になりますので、獣医師によく相談するといいでしょう。ケースによっては札幌などの専門医に紹介することもあります。

予防には、体重管理がとても大切です。なかなかダイエットできない場合は動物病院に相談することもいいでしょう。そして生活環境の改善も必要です。フローリングなどの滑りやすい床を避け、ワンちゃんが滑らないように足の裏の毛刈り、爪切りをこまめにすることもお薦めします。ジャンプや過度な運動をさせないなど日常生活での注意も必要です。特に冬は筋肉の柔軟性が減りますので、少しづつ運動してから、散歩したり遊んだりしてください。また膝蓋骨脱臼があるといわれているワンチャンは特に注意が必要です。人もスキーなどで膝の靭帯を痛めやすい季節です。お気をつけて下さいね。そして冬を楽しみましょう。

高良 広之

今月の予定
 
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