アース美幌通信 創刊号

  • 2017年1月18日(水)
アース美幌通信1月号

あけましておめでとうございます。2017年という新しい年が始まりました。昨年は、大事なワンちゃんやネコちゃんとどのような一年だったでしょうか?一緒に生活していく中で、たくさんの思い出があったかと思います。昨年と同様に、今年もたくさんの思い出を作っていただくために、動物病院として手助けができるようにしていきたいと思います。
87回毎月発行してきた「アース・ミニミニ通信」から装いも新たに「アースびほろ通信」を発行することになりました。アース動物病院と美幌動物病院の合同発行です。よろしくお願い致します。

この時期、間違って食べさせないよう注意!

年末年始は普段とは違う食事になるため、わんちゃんねこちゃんに食べさせちゃいけないものを食べさせてしまうことが多いです。それらを口にしてしまうと中毒を起こしてしまうため、注意が必要になります。この機会に振り返っておきましょう!

意外!?食べさせちゃいけないもの

ネギ類、ニンニク

・ネギ類、ニンニク
 わんちゃんの赤血球に反応する物質が含まれています。貧血などが起こる可能性があります。

ブドウ類、レーズン

・ブドウ類、レーズン
 最近、中毒を起こすと発表された果物です。腎臓障害や重度の場合は死に至ることもあります。皮も同様です。

はちみつ

・はちみつ
 ボツリヌス菌が含まれることがあります。特に、子犬や子猫には食べさせないようにしましょう。

ごぼう

・ごぼう
 食物繊維を多く含み、アクが強いため与えることはお勧めしません。

ホタテなど貝類

・ホタテなど貝類
 人にとっては美味しいものでも、ワンちゃん達にとっては、中毒性のものが含まれていたり、消化に悪いものでもあります。

お餅

・お餅
 人のお年寄りでもそうですが、喉をつまらせる原因になります。特に、ちゃんと咀嚼しない生き物ですので、余計詰まらせる原因になります。

犬のスキンケアについて  ~おうちで出来るスキンケア~

    院長コラム

新年明けましておめでとうございます。今年の干支は丁酉(ひのととり)。前年の申(さる)年は『果実が成熟していく状態』を示すということでしたが、酉年は「果実が完熟した状態」になるということです。「取組んできたことが実を結び、収穫出来る状態」という意味だそうです。さてどんな年になるでしょうか。

スキンケアとは皮膚の状態を良好に保つためのケアを言います。おうちでも出来ますし、乾燥するこれからの季節は重要です。そんなに難しいことではなく、実際には①シャンプーによる皮膚にとっての有害物質の取り除き②皮膚にとって有益な成分を含んだローションやスプレー、保湿をすることです。あくまでも治療ではありません。シャンプーだけで皮膚炎を治療しようとすると、多くの場合で殺菌性物質を含んだ製品を使用することになり、ときに刺激性接触性皮膚炎になることがありますので、まず皮膚病をきちんと診断して薬物療法によって一度皮膚炎を治さなければなりません。

①シャンプーによる有害物質の取り除き

「スキンケア」に必要なシャンプーとは、まず、目的としている汚れを除去できること。そして生体へのリスクが最小限であることです。犬の皮膚も毎日古くなった角質層の細胞が剥がれますが、落ちてしまうのではなく、体表や毛にくっついています。見た目が汚れていない犬も、皮膚表面や毛根付近には大量の汚れがあります。また多くの毛で覆われているためにそれらがどんどんたまっていきます。これらは放っておくと強力な皮膚刺激性物質に変化します。そして環境中のダニやホコリも付着します。さらに脂漏証などの病気の皮膚では皮膚バリアに大切なセラミドが減り、コレステロールや遊離脂肪酸などといった成分が多くなり、皮膚コンディションをますます悪化させます。スキンケアを意識したシャンプーを行うことで、被毛と皮膚を丈夫で健康に保ち、トラブルを抱えた皮膚も徐々に状態を改善していくことができます。通常のペット用のシャンプー剤は被毛の汚れを落として保護するヘアケアの成分が中心です。一方、スキンケアの目的は、被毛と皮膚の両方の状態を整えること。被毛の汚れはもちろん、皮膚表面の古い角質や余分な皮脂なども洗い流して皮膚を清潔にするだけでなく、角質成分や保湿に必要な成分を補給して、ローションのように皮膚に浸透させるのがスキンケア用シャンプーの特徴です。シャンプーの成分をしっかり確認し、皮膚の角質成分であるセラミドや尿素、アミノ酸、保湿効果に優れたグリセリンやリピジュアなどの成分が配合された、低刺激性のスキンケア用シャンプーを選択するとよいでしょう。

②皮膚にとって有益な成分を含んだローションやスプレー、保湿。

シャンプーで汚れ、有害物質を落としたあとは、皮膚のバリアを正常に保つことが大切です。特に 皮膚の角質層に有効な成分を塗っておくことです。多くの場合、バリアとして働く油脂と水分を含むNMF(天然保湿因子)やある程度の効果を有するものを使用します。最も有効な天然保湿成分はヒアルロン酸であり、バリアに最も有効な油脂はセラミドとスフィンゴシンと考えられます。 これらの入ったローションやスプレーがありますので使ってみてください。スプレーを怖がるイヌもいますのでコットンに湿らせてつけるのもいいでしょう。高気密で風通しの悪い室内で飼われているなかで、皮膚病になるイヌたちが増えています。なかなか改善がなかった皮膚トラブルのイヌたちへスキンケアをお奨めして、とても良くなり喜ばれているケースが増えています。

高良 広之

老人ホームのお年寄りが、子猫を救う

米アリゾナ州を拠点に活動する動物保護団体『Pima Animal Care Center』では、ある日育児放棄された2匹の子猫、ピーチとタートルを保護しました。しかし、保護した事はいいものの、2匹とも、まだ生まれたばかりの赤ちゃん猫だったため、一時も目を離すことが出来ず、その世話をするのはとにかく大変で、他の保護動物の世話をしている団体職員さんの体力も資金ももうほとんど限界の状態にありました。

そんな窮状を解決に導いたのは、『老人ホームで子育て大作戦』!それは老人ホームで子猫を引き取り育てるというプログラムで、老人ホームであれば24時間態勢で人がいる為、子猫を見守り続けることは可能となり、子猫を世話するという経験は老人達にとって良い効果があるのではないかという狙いもありました。

この大作戦によって、老人ホームの住人たちは、新しくやって来たその小さな家族を心から大歓迎してくれました。子猫の世話をするお年寄りからは、笑顔があふれ、保護された猫ちゃん達はすくすくと成長していきました。このような活動が日本でも起こったら、良いですね。

本の広場
ねこ検定

最近は、猫ブームなど言われたりしますが、「ねこ検定」なる猫ちゃんの事が大好きな飼主様にとっては、たまらない検定がこの度誕生しました。
  本検定をプロデュースしたのは、「猫ちゃんに関する本やグッズが揃っている本屋」として、テレビや雑誌などで取り上げられる「神保町にゃんこ堂」さんです。
  単なる猫の検定かと思いきや、猫の歴史や文化、生態、猫の登場する文学や映画作品に至るまで、猫に関する幅広い知識を問われる本格的な検定となっています。
  今回ご紹介するのは公式テキストですが、実際の検定は3月に実施されます。 検定自体は、初級、中級と二つございますので、ぜひ受験してみてはいかがでしょうか?

1月の予定
 
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