北見市のアース動物病院では北海道で働く獣医師・愛玩動物看護師を募集しています。

アース通信

アース通信|北見市にあるアース動物病院

アース通信 Vol.47

2022年03月03日
 
アース通信Vol.47
アーススタッフ|アース通信

こんにちは、
アース動物病院です。

3月3日桃の節句

ひなまつり(桃の節句)の季節ですね。伝統的なお祝い膳としてちらし寿司や、はまぐりのお吸物などが有名です。

美味しい香りに誘われてきたワンちゃん猫ちゃんに食べられないよう注意してくださいね!

わんちゃんねこちゃんひな祭り



油断大敵!ノミ・ダニに注意!

ペットを飼う皆様にとって、そろそろ注意が必要なのは、ノミ・ダニです。 「まだそんな温かくないし…」「自粛中でお家の中にしかいないから」 という油断も大敵! 地域によっては 2 月にダニに咬まれたというケースもあります。

ノミやダニは、人の服などに付いて家の中に入ってしまうので、 室内飼いを理由に予防を怠るのは大変危険です。

そしてノミやダニの怖いところは、動物だけではなく 人にも致死的な害を及ぼすことがある点です。

今回はそんなノミ・ダニが原因となるこわい病気のうち、 昨今、日本で最も警戒されているSFTSという病気についてご紹介します。

SFTS(重症熱性血小板減少症候群)

SFTSとは?
マダニに吸血されることで感染する恐ろしい病気です。 2009 年に初めて中国で報告され、 日本では 2013 年に国内で初めて人の死亡例が報告されました。

その後日本全国で、2020年1月までで498名の感染届出があり、 うち70名死亡と高確率で生命のリスクがあります。 (一般的に致死率は 6~30%といわれています。)

マダニとは?
マダニは野外に生息する大型のダニで、 屋内に生息するダニ(コナダニ類・チリダニ類など)は この疾患とは関係ありません。

潜伏期間は?
6日~2週間程度です。

症状は?
発熱、消化器症状(おう吐、下痢など)、倦怠感、リンパ節のはれ、出血症状などです。

人の対策は?
野外でマダニ等に咬まれないようにすることが大切です。 草むらややぶなど、マダニが多く生息する場所に入る場合には、 長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、 肌の露出を少なくする。

ペットの対策は?
ペットがSFTSウイルスを持ったマダニを生活環境に持ち込み、 人がマダニに咬まれてSFTSに感染する可能性があるため、 ペットのマダニ予防は必須です。

ペットのマダニ予防の詳細は獣医師にご相談ください

わんちゃんねこちゃんマダニSFTS



わんにゃん講座

問題1:ワンちゃんが人の手をなめる理由で、当てはまらないものはどれ?

  1. 甘えたい
  2. 隠し事がある
  3. 遊んでほしい

問題2:猫が水を飲む前に、掘るような動作を見せる理由は何でしょう?

  1. 気に入らない
  2. 誰にも渡したくない
  3. 赤外線が見える

<答えはこちら!>
問題1:2
ワンちゃんは、甘えたり、遊びの催促をしたい時は飼い主さんの手をなめてきます。 撫でたり、おやつをくれたりする飼い主さんの手は、犬にとって愛情を感じる場所です。
問題2:1
猫は隠したいものや気に入らないものに、砂をかけて隠す行動をとることがあるのです。これと同 じように掘る動作はその気持ちの表れです。




わんにゃん世界ニュース

仏ペットショップが廃止になります

半数以上の家庭がペットと暮らすフランス。 この動物好きが多い国はいま、大きく揺れています。 再来年から、ペットショップで犬や猫の販売が禁止されることが決まったのです。

世論調査によると、フランスで何らかの動物を飼っている家庭は 50.5%(2020 年)。 ペットショップでも、通りかかった人たちがショーケースの前で足を止めて、動き回る 子犬の姿を眺める姿が見られます。

ところが、こうしたペットショップでの犬や猫の展示や販売は、2年後の2024年には 見られなくなります。
犬や猫を飼いたい場合、正規のペットショップからインターネットを通じて購入、ブリ ーダーから直接購入、または保護施設からの引き取りなどに限られることになります。

背景にあるのは、捨てられる犬や猫が後を絶たない現状です。 フランスの動物保護団体によりますと、毎年 10 万匹もの犬や猫などが捨てられている といいます。それは5月から8月に集中しています。

時期が重なるのが「バカンス」です。フランスでは多くの人が、夏に数週間単位で休暇 を取ります。動物保護団体は、バカンスの先に連れて行きにくいなどの理由で、ペット を手放す飼い主がいるとみています。

社会全体でこの問題にどう向き合うか、立ち止まって考える必要がありそうです。

仏ペットショップが廃止


メインクーンは大きい!話題の猫ちゃん

メインクーン大きい猫

犬と間違われるほど大きな猫を抱きかかえているのは、 ロシア南部スタールイ・オスコル市に住むユリア・ミニーナさん。

「ケフィア」と名付けられた1歳10カ月のオス猫は、家猫としては最大級といわれるメインクーンです。 いまの体重は 12.5 キロ!

猫のギネス記録はオーストラリアにいるメインクーンで、体重は14キロ。
ケフィアはまだ成長途上であるため、記録を抜くのは時間の問題といわれています。

「最初は普通サイズの猫だったのです。それがここまで大きくなるとは思ってもいませんでし た。体は大きいですが、とても頭が良く、愛情深く、控えめな行動を取る猫です」 とミニーナさん。

その大きさから、知らない人が訪ねてくると、ほとんどが犬と勘違いするそうです。

北米原産のメインクーンはメイン州公認の「州猫」に指定されており、 体の模様や狩りの習性がアライグマ(英語でラクーン)に似ていることから 「メインクーン」と名付けられているそうです。



犬「帰らぬ!」 雪が大好きな秋田犬

帰らぬ秋田犬

雪の中、お散歩から帰りたくないワンコの動かない様子が動画で Twitter に投稿され話題になっています。 かわいいけど飼い主さんが寒い……!

吹雪の中で座りこんじゃったワンコは、 秋田犬の「津軽 秀丸(つがる ひでまる)」(通称:まる)くん。 3歳の男の子です。

まるくんは、暑いのは嫌いですが、寒いのは大好き!

雪の中でもずんずんお散歩に出掛けてしまいます。 そして案の定、帰宅を拒否。まだまだお散歩していたいまるくんです。

座りこんでしまったまるくん、飼い主さんがリードを引っ張っても断固として動きません。 飼い主さんが強くリードを引っ張り前足が一歩進むものの、さらに力んでしまうまるくん。

後ろに広がる景色は白く覆われ、非常に寒いことが画面からも伝わってきます。 モフモフに覆われたまるくんはまだ余裕があるようですが、飼い主さんはそろそろ限界かも・・・・・・。

リプライ欄や引用リツイートでは「雪の申し子」「かわいすぎる」「最高」といった声が寄 せられました。